除害装置
快適な実験環境への改善
2016年6月より、 化学物質のリスクアセスメントが義務化され扱う環境の対応が求められます。当社は環境改善に対し、様々なご提案をご用意しております。
「人」への対応



「環境」への対応




暴露を無くす。化学物質等の封じ込めについて
給排気設備
ドラフトチャンバーの安全要求事項とは…
労働安全衛生法による局所排気装置の性能基準・設置基準の遵守

作業者への有害物質暴露を予防するため、ドラフトチャンバーの開口面における制御風速は開口面にて最小0.5m/secの風速で吸い込む必要があります。
(ドラフトチャンバー=囲い込み式フード)

作業者への有害物質暴露を予防するため、ドラフトチャンバーの開口面における制御風速は開口面にて最小0.4m/secの風速で吸い込む必要があります。
(ドラフトチャンバー=囲い込み式フード)
適切な供給給気構築を怠ると…


局所排気装置・ダクトレス
CBH-SLシリーズ スローピング型
本体前面を傾斜させることにより、作業性・視認性を向上させたタイプです。

CBH-DACシリーズ 乾式スクラバー横置き型
乾式スクラバーが横に付属するタイプです。

ダウンフロー型プッシュプル換気装置付実験台
広範囲の発散源を捕捉し、人への暴露を軽減します。

排気機能付き薬品庫
独立した3槽それぞれ単独排気し、ガスの混合を防ぎます。

ダクトレスヒュームフード
ダクト配管・工事などが必要なく機器費用と組立費のみで抑えられます。

化学物質を抑制する。
光触媒
光触媒空気浄化システム

光触媒作用は、酸化チタンに紫外線を照射することによって起こる酸化・還元反応で、日本発のオリジナル技術です。
光触媒に光を当てることで、有害物質や悪臭物質、細菌などを除去することができます。また、セルフクリーニング機能と高い親水性を備えているので、掃除は簡単な水洗いで済ますことができます。

光触媒セラミックフィルタの特徴
- 1フィルター表面が非常にポーラスで表面積が大きいため、自在に酸化チタンの量をコントロールできます。
- 2フィルター表面が汚れても水で洗って再使用出来ます。
(ただし表面をコーティングしてしまう様な物質はメーカーにて再処理) - 3フィルターが不燃物のため、光を大量に当てても心配なく、光源との距離を近づけることができます。
(光触媒機能を最大限に利用できることにより効率アップ) - 4空孔率が80%~90%と非常に高く、通気抵抗が極めて小さい。
- 5骨格がアトランダムに存在するため流体との接触効率が良い。
導入例







光触媒脱臭




換気装置
メイン:ダウンフロー型プッシュプル換気装置付実験台 サブ:発生した有機溶剤洗剤等の対策
作業性を損なうことなく小さい気流速度(0.2m/s以上)で、広範囲の発散源を捕捉でき、作業者への暴露を軽減することができます。



排出ガスを処理する。
排ガス処理



処理対象 | 処理内容 | 処理システム | 処理装置 |
---|---|---|---|
ドラフトチャンバー 排出ガス |
|
水洗浄処理 アルカリ洗浄処理 酸洗浄処理 |
汎用丸形スクラバー 汎用横形スクラバー 汎用角形スクラバー |
分析室 排出ガス |
|
回転体処理 塩洗浄処理 |
白煙対応スクラバー |
有機溶剤実験室 排出ガス |
|
活性炭吸着処理 | 活性炭吸着形スクラバー |
有機合成室 動物飼育室 魚類処理工場 生ゴミ処理装置 異臭場所 |
|
アルカリ洗浄処理 酸洗浄処理 酸化剤・オゾンによる酸化分解 活性炭吸着処理 |
脱臭装置 |
製薬工場 食品関連工場 動物飼育施設 |
|
水洗浄処理 アルカリ洗浄処理 酸洗浄処理 |
サイクロンスプレー式 スクラバー |
ボイラー 焼却炉 |
|
フィルトレーション 電気力により吸着処理 |
(バグフィルター) (電気集塵機) |


手軽に交換できるカートリッジ式の排ガス吸着装置です。
後付できるユニットタイプのため、ドラフトチャンバーに限らず色々な場面への応用が可能です。
下方排気処理
ハイブリッド型局所排気装置システム

局所排気装置付き中央実験台
手動染色等の作業における、キシレン他有機溶剤の漏洩・室内への拡散を防ぎます。使用するドーゼ等容器の寸法に合わせた吸引面設計や、運用に合わせた吸引テーブルの配置や数の変更が可能です。また、試験管かけ、化学栓、落下防止柵付き棚などの詳細なオプション変更も可能です。
局所排気装置と酸素クラスター除菌脱臭装置の組み合わせでホルムアルデヒド0.1ppm以下を保証し、第一管理区分(0.03ppm以下)到達を目標と致します。


騒音を低減する。
皆様のラボは85dB(A)を超えていませんか?
MS3台+窒素ガス発生装置3台を一部屋に設置していると、場合によっては85dB(A)を超えている可能性があります。
- ※労働安全衛生法令に基づく騒音障害防止の為のガイドラインでは、85dB(A)~90dB(A)は第II管理区分になります。標識の設置、改善措置、労働者の防音防護具使用などが求められます。
騒音対策①





騒音対策②
「音」を軽減できる専用台を導入
通常真空ポンプは装置の近くへ設置しますが、特にポンプ可動時に音が発生し、実験の妨げになるというご意見が多くあります。
当社では、この「音」を軽減できる専用台を開発しました。この製品は特別に収納箇所を設け、その収納部分に消音効果を出すための消音材を貼り付け音の軽減を図ります。
また、収納部の前面扉を締めるとポンプ可動による排熱が収納部内にこもるため、排気機構を設置し、熱の滞留を防止しています。


カタログ
3種類の総合カタログをご用意

展示室
当社の製品や技術をより理解いただける展示室
- [東京]
- [京都]
