研究設備

実験室給排気制御設備(給排気システム)

高速VAV/CAV給排気コントロールシステム

島津理化が提唱する給排気コントロールのフラッグシップモデルとして、安全・快適な実験室環境を低コストかつ大規模工事なしに実現します。
島津理化のあらゆる局所排気装置に搭載可能なことはもちろん、操作パネルやモニタリングシステムとの組み合わせで風量の見える化も容易に可能とし、新たな給排気システムをイノベーションします。

低コスト・簡単設置を実現する独創的な新システム

バイパスVAV制御機能(特許出願中製品)

最適な計画をフレキシブルに提供!

給気ファンの風量はそのまま、給気風量のみを変化させる制御により、従来使用することのできなかった汎用外気処理エアコンでの給気空調設計を可能とします。

その他特長
  • 給排気コントローラーで排気量を演算し、必要な給気量を要求。
  • 1台の給排気コントローラーで8台のVAV/CAVを制御可能。
  • 制御配線はシリアル通信で簡単接続。
  • 給気空調用機械室不要の建屋設計が可能。

省エネルギーと快適な温熱環境を両立

局所排気装置の排気量、研究室の最小換気量、空調の温度要求による給気量、研究室のエアバランスといったさまざまな要因をもとに、最適な給排気量コントロールを実施。
省エネルギーを推進するとともに、作業がしやすい快適な温熱環境を実現します。

VAVシステムの具体的効果

導入時にかかるイニシャルコストは、効果的に運用することで低いランニングコストにより約4年でカバーすることができます。

算出条件
  • W1800相当のドラフトチャンバーを1台設置
  • 年間稼働日数250日、稼働時間8h/日
  • 空調にかかる1m3あたりのコスト0.07円/h
  • 前面扉を半開にして行う作業時間4h/日
  • 想定値による算出であり、実測データを元にした結果ではありません。
    条件によっては右記グラフ通りの効果が得られない場合があります。

高速VAV/CAV・給排気コントローラー概要

基本構成

  1. ※1合算排気量の要求信号(SV値)は合算排気量の現状値信号(PV値)にも変更可能です。
  2. ※2合算排気量の要求信号(SV値)と合算排気量の現状値信号(PV値)両方が必要な場合はオプションを組み込むことで対応可能です。
  3. ※3給気量の要求信号を専用の給気VAVへ接続するとバイパスVAV制御機能を使用することが可能になります。

システム構成例

各局所排気装置に搭載されたVAVと排気コントローラーが通信し排気量を演算して給気量の信号を出します。CAVも通信可能です。

  • 各VAV/CAV間は通信ケーブル(RS-485)1本を渡すだけの簡単施工。
  • VAV/CAVは標準で8台まで接続可能。システム構築で最大64台まで接続可能!
  • 給気VAVや外気用空調機へダイレクトに給気風量要求信号を送ります。信号の形式は現場に合わせてマルチに対応!
局所排気装置におけるVAV(面風速管理)とCAV(排気風量管理)

VAV(Variable Air Volume)方式では開口部の面風速をリアルタイムで検出し、開口面積によらず面風速が一定となるよう、排気風量を制御します。
CAV(Constant Air Volume)方式では排気風量が一定のため、開口面積により面風速が変化します。

VAV(面風速管理)
CAV(排気風量管理)

フレキシブルな給排気設備設計が可能

設計例 個別給気空調方式

  • ビル用マルチエアコンで外気処理エアコンを使用する場合の注意点

    使用するメーカーにより差はありますが、室外機の能力計を100%とした時、外気処理エアコンで使用できる容量は30%程度までの機種が多く、選定は注意が必要です。計画時は必ずエアコンメーカー様にご相談ください。

個別給気空調方式の特長

主要設備
マルチ型パッケージエアコン+外気処理エアコン
給気量制御
部屋毎で排気量を演算し給気VAVとバイパスVAVで給気量を可変させる。
温度制御
外気処理エアコンのサーモOFF時は生外気が入るので温度が乱れることがある。
イニシャルコスト
施設規模によるがダクト工事などを削減できる可能性がある。空調機器の費用は上がる事がある。
特性
小排気量向き。テナントラボ等で小部屋が多く、部屋毎で空調運用してもらいたい時に向く。

設計例 セントラル給気空調方式

セントラル給気空調方式の特長

主要設備
チリングユニット(熱源作成)+エアハンドリングユニットまたは直膨式外気処理空調機。
給気量制御
排気側の量を信号で受けてエアハンドリングユニットの風量をインバーターで可変させる制御。
温度制御
風量が可変しても比較的、安定した温度の給気を得られる。
イニシャルコスト
給排気をコントロールする自動制御装置は不要。制御配線工事のコスト軽減が見込める。
特性
エアコンを運転できない寒冷地域の外気空調や排気量の多い施設に向く。

新機能 バイパスVAV制御機能(特許出願中)

下記図の通り「給気VAV」で設定した定格風量(最大風量値)のうち絞った分の風量を「バイパスVAV」でOAダクトに戻すことで「給気ファン」の風量は変化せず給気風量だけを変化させることが可能な制御機能です。

導入のメリット

  1. 1イニシャルコストを軽減

    従来の集中的な制御方式に比べ、工数も少なく手軽に導入できます。

  2. 2精度の経年変化に強い

    経年変化の少ない独自の基板による制御で、導入後長期にわたり精度の高い制御が可能です。

  3. 3柔軟な拡張性

    機器の増設・変更にも簡単に対応できるので、将来の計画を見据えた効率的な運用ができます。

  4. 4必要な時に必要な分だけ使えて省力化が可能

    使用状態に応じた給排気量をリアルタイムに制御することで、抜群の省エネ効果が期待できます。

  5. 5大規模施設計画でも保証責任区分が明確に

    専有部分と共有部分の線引きがしやすく、長期修繕計画の策定も容易です。

カタログ

3種類の総合カタログをご用意

展示室

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