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教育支援
遺伝子組換え実験シリーズ Q&A

   
1キットで実験できる生徒の人数は何名ですか?
Standard Version、Basic Version共に20名としております。(1キット5セット入り。1セットで4名の実験を想定しております。)
   
器具はオートクレーブできますか。数回使用可能ですか?
実験で使用する付属の器具は全て使い捨てとなっており、再利用はできません。使用後は付属のオートクレーブバックに入れて滅菌して破棄することができます。
   
定温器(インキュベータ)は必要でしょうか?
大腸菌は、37℃に設定したインキュベータ(恒温器)内で24時間以上培養する必要があります。尚、インキュベータはキットには含まれておりません。
   
文部科学省では、組換えDNA実験指針が法制化されましたが、貴社のキットはこれに対応していますか?
弊社の組換えキットは、法制化に準じており、拡散防止措置区分“P1レベル”の実験室で実験できます。
   
高校で行う場合、安全性審査はどのような組織を作って行えばよいのですか?
基本的に実験指導者としての要件を満たしており、所属長(学校長)の同意が得られれば実験は出来るようになっております。
   
遺伝子組換えキットは専門の指導者の下で、中学1年生でも使用可能ですか?
中学1年生ですと、Basic Versionをお勧め致します。、Basic Versionの実験内容としましては、蛍光蛋白質を大腸菌に組み込み(形質転換)、光るかどうか(UV照射)が観察できます。
   
注文してから何日で届きますか?また、冷蔵品の保存期間はどのくらいですか?
要冷蔵品が含まれておりますので、実験日の2、3日前に到着するようクール便にて出荷致します。また、実験日の前日に簡単な準備が必要です。納期はおおよそ1ヶ月みて頂ければ結構です。また、保存期間は4℃冷蔵保管で1ヶ月となります。
   
実験の所要時間は、マニュアル(プロトコル)上、どのくらいに設定されていますか?
前日の前準備、実験本番、実験結果(考察)の工程があり、最短3日間で行えます。
また、他校(中学、高校など)では、考察を1週間後にされているところもあります。この時は、一日間の培養後、コロニーが確認されましたら、冷蔵庫にて保管されております。また実際に手を動かす時間といたしましては、前準備(前培養、試薬溶解)が約5〜10分、組換実験が約40〜50分で考えております。
尚、この所要時間は、本キットの実験操作に慣れている方が行った場合です。
多くの学校では、前講義、組換実験(前準備、考察除く)を2時間続きで行われおります。(Standard Version, Basic Version共に同様です)
   
このキットで2回、日をずらして実施しても大丈夫でしょうか?
実験結果に影響がでると考えられますので、弊社ではお勧め致しておりません。
   
使用大腸菌株名等を教えてください。
株名はE.coliJM109(K-12株由来)です。
・Standard Version
 宿主:E.coliJM109、ベクター系:pGFPとpUC19、供与DNA:蛋白質コード(galactosidase)、抗生物質の耐性コード(ampicillin)
・Basic Version
 宿主:E.coliJM109、ベクター系:pGFP、供与DNA:蛋白質コード(GFP)、抗生物質の耐性コード(ampicillin)
   
「ガラクトシダーゼ」遺伝子とありますが,これはα相補性の「lacZ」遺伝子ではなく、ガラクトシダーゼそのものを生産する遺伝子ですか?
相補性を利用しております。付属のプラスミドによりαペプチドが産出され、宿主大腸菌から産出されるβペプチドによりガラクトシダーゼが活性回復致します。
   
LBプレートは作成済で送られてきますか?
事前の準備を少なくするため、培養プレートは完成状態で発送いたします。尚、到着後は速やかに冷蔵保管して下さい。
   
添加用のアンピシリンはキットには含まれていませんが、培地はすべてアンピシリン入りになるのですか?
アンピシリンは添加済みです。培養プレートはLBプレートとLB/ampプレートの2種類があります。
   
IPTGはプロモータースイッチですか?
IPTGはlacZ遺伝子発現を誘導するスイッチとなります。
   
Standard VersionのプラスミドにはGFPとガラクトシダーゼ遺伝子の両方が入っているのですか?
Standard VersionのプラスミドはGFPとガラクトシダーゼがそれぞれ組み込まれた2種類のプラスミドを使用します。2種類のプラスミドが溶液中に混在しております。
実験後は、1枚のプレート上で2種類の形質転換された大腸菌が生育してきます。
   
Standard Versionのプラスミドは2種類あるようですが、GFP、ガラクトシダーゼ遺伝子を組み込む前のプラスミド名を教えてください。
pGFPとpUC19です。共にpBR322由来のプラスミドです。
   
Standard Versionのプラスミドは2種ありますが、GFPのプロモータはガラクトシダーゼと同じものでしょうか?
各プラスミドのプロモーターは同じです。プロモーターは 「lacプロモーター」を使用しています。
   
SOC培地は何のためにあるのですか?
SOC培地を加えることによって、大腸菌がヒートショックによって受けたダメージが回復します。また、10分間静置することによって組み込まれた外来遺伝子の発現を待ちます。アンピシリン耐性遺伝子(外来遺伝子)の発現を待たずにアンピシリンに暴露されると大腸菌は増殖ができません。
   
アンピシリンが弱かったのか、アンピシリン耐性の菌がコンタミしていたのか、実験の結果小さなコロニーが形成されていました。これはなぜですか?
組換え体はアンピシリンを分解できる形質を得るため、LB/ampプレート上でも生育することができます。プレート内のアンピシリンは形質転換体によって分解されるため、形質転換体の周辺では生き残っていた組換わっていない大腸菌が生育してしまうことがあります。その場合、小さなコロニーが生育します。
   
LB/ampプレート上で、アンピシリン耐性遺伝子を組み込まなかった培地でもコロニーが見られました。これはなぜですか?
LB/ampプレート上に、コロニーとして生育してくる大腸菌は形質転換体です。形質転換を行っていない大腸菌をLB/ampプレートに植菌してもコロニーとして生育することはありません。間違えて形質転換を行った大腸菌を植菌した可能性があります。
   
形質転換体のGFPが強く発現される条件があれば教えて下さい。
実験では形質転換体のGFP発現をコントロールすることはできません。GFPの蛍光は時間と共に徐々に強くなります。蛍光が弱いと感じたときは培養時間を延長して下さい。
大腸菌の生育が十分でない場合には、コロニーは小さく蛍光も弱いです。培養時間を延長することにより、視覚的に蛍光を強める事が出来ます。培養中一時的に観察される場合は、UV照射時間を極力短くして下さい。UVを照射することによって大腸菌は死んでしまいます。死んだ大腸菌を培養しても増殖は見られません。
   
遺伝子組換えキットを使い、遺伝子組換えした作物かそうでないかをチェックしたいのですが可能ですか?
弊社で販売しております「遺伝子組換えキット」は理科教材用として構成されております。従いまして、製品の評価はできません。
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