物理(光)

光の干渉縞観察器 FSL C2

東京都市大学 理工学部 須藤誠一先生 ご指導

単/複スリットを四種連続して実験できるスリットです。

四種スリットを使った光の干渉実験が手軽に 行えるように、レーザ 装置 ・ 目盛付きスクリーン・スリット2枚が セットになっています 。(収納ボックス入り)

JIS C 6802:2014に基づくクラス2のレーザを使用しております。

  • クラス毎の安全基準に従って、適切な取り扱いをお願いします。
  • 各製品の波長・発振形態・出力、放射パターンなどをご確認の上、お客様のご使用目的に応じて適切なレーザ保護メガネをご使用ください。
  • 目に影響を与える場合がございますので、直接または鏡面などで反射したレーザービームをのぞき込まないでください。

緑色レーザは視認性が良いため、赤色レーザと同じ強度でも,半暗室でも観察・測定が可能です。

レーザボックスにスリットスライド用レールがついているため,スリットの交換や移動が楽にでき、実験が容易に行えます。

スリットはスリットの間隔が違うもの(FS I) と、間隔は同じで本数が違うもの(FS N) が各1 枚付属しています。

スリット幅はどちらも10µm です。

スクリーンには目盛が印字されているため、簡単に干渉縞の変更ができます。

仕様

Cat.No. 128-116
形名 FSL-C2
レーザ
ボックス
出力 0.9 mW以下
種類 半導体励起固体レーザ
発振形態 CWレーザ(連続発振)
ビームモード シングル
動作環境 温度:15 ~ 35℃ 湿度:80%以下(結露しないこと)
波長 522 ~ 542 nm
電源スイッチ ON: 前→倒している間だけオン/後→オン状態を保持 OFF: 中間
電源 ACアダプタ(6V-1.8A)
大きさ W100×D79×H60 mm
スクリーン 最小目盛 1mm
大きさ W220×D30×H100mm
付属品 四種スリット FS-I(間隔)×1枚 FS-N(本数)×1枚
収納ケース 約W226×D143×H102mm ※外観や色が異なる場合があります。
価格 ¥62,000(税込¥68,200)

実験例

  1. 1人のいない方向にある壁もしくは付属のスクリーンから、1.5~2m程離してレーザボックスを設置します。 距離はメモしておきます。
  2. 2四種スリットをスライドレールに置き、電源スイッチを(ON)に倒してレーザを直接のぞき込まないよう 注意しながら、スリットの位置を調整します。
  3. 3レーザー光が水平になるようレーザボックスの底にある角度調整ねじを回して調整します。
  4. 4FS-Iを使用した場合はスリットの間隔の違いによる干渉縞(下記左)、FS-Nを使用した場合はスリットの本数による違いによる干渉縞(下記右)を確認します。
  5. 5スクリーンの目盛などから、干渉縞の間隔を測定します。
FS-Iを使用した場合(レーザボックスまでの距離2m)
FS-Nを使用した場合(レーザボックスまでの距離2m)

カタログ

3種類の総合カタログをご用意

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