ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

LABORATORY_vol2

565ドラフトチャンバー動物実験室での除菌実験排気ガス処理装置排風機●光触媒による動物実験室の脱臭効果●光触媒による動物実験室の除菌効果アンモニア濃度(ppm)16141210864脱臭器OFF脱臭器ON強い刺激と臭いで息苦しい領域目鼻への刺激と臭いを感じる領域動物実験室内中央部の空中浮遊菌をエアサンプラーにて採取し,38℃で2日間培養することで光触媒環境浄化装置の除菌効果を調査した。(結果)1空中浮遊菌の数が,光触媒環境浄化装置の運転とともに大幅に減少したことが確認された。2人の出入りがありながらも使用前の2%程度の極めて低いレベルに抑えられたということは,精度の良い動物実験のための十分なクリーン度が達成された。実験台戸棚・薬品庫・ワゴンクリーン・ハザード・環境試験施設/機器動物関連施設/機器200日1日2日3日ほとんど感じない領域医学研究・検査施設・RI施設床敷き交換後経時日数グローブボックス動物実験室における悪臭成分の大半はアンモニアであることから,アンモニア濃度に着目しつつ,同時に官能(感覚)検査を重視し,評価を行った。(結果)1光触媒環境浄化装置によって臭気および目鼻への刺激が大幅に減少した。2光触媒を使用すると,床敷き交換後3日でも光触媒無い場合の1日目程度の殆ど感じないレベルに落とすことができるということは作業環境の改善に非常に役立った。3現場担当者より官能的に効果ありという判定をいただいた。使用後●結果より時間コロニー(菌数)/cm 2使用前1時間20.58.52時間2.82日0.5生存率100%28%14%粉じん(動物の毛を含む)対策を施すことが必要であるが,動物実験室で光触媒環境浄化装置が有効であることが証明されました。2%廃水処理装置メンテナンス技術資料さくいん実験結果(第三者機関での除菌テスト)概要・ガイド●外部研究機関試験による抗菌・抗ウィルスデータ1飼育ラックサンプリング(IN)菌・ウィルス注入MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)除去率最大99.995%インフルエンザA型ウィルス除去率最大99.95%滅菌器排気口吸気口サンプリング(OUT)隔離板実験ボックス(1m 3)除菌率(%)の計算細菌(IN側回収菌数-OUT側回収菌数)÷IN側回収菌数×100ウィルス(IN側回収ウィルス数-OUT側回収ウィルス数)÷IN側回収ウィルス数×100試験機関:社団法人北里研究所北里研究所メディカルセンター病院医療環境科学センター試験番号:00416(試験実施期間2004.11.29~2005.3.8)培養方法:MRSA普通寒天平板培養法インフルエンザA型ウィルス細胞変性効果(CPE;Cytopatic effect)あるいは代謝阻害の観察からウィルス感染力価(TCID50)を測定試験機種:SSC-20試験結果:細菌・ウィルスについて十分な除去能力あり。脱臭●外部研究機関試験による抗菌・抗ウィルスデータ2フィルタ表面での除菌試験結核菌・インフルエンザウィルスを滴下A.結核菌(BCG)への効果光触媒フィルタブラックライト(369nm)生存菌数生存率備考なしなしありなしありあり5.63×10 34×10 37.3100%71%0.002%自然減衰紫外光のみ光触媒稼働B.インフルエンザウィルス(H3N2)への効果光触媒フィルタブラックライトを照射し,表面の菌・ウィルスを分析光触媒フィルタ光触媒フィルタブラックライト(369nm)生存菌数生存率備考なしなしありなしありあり2.0×10 33.5×10 20.0100%17.5%0%自然減衰紫外光のみ光触媒稼働委託検査機関:予防医学センター/バイオメディカルサイエンス研究会実験方法A.結核菌(BCG)菌液を光触媒フィルタに滴下,ブラックライトを60分照射後,菌液を回収して培地にて4週間培養し,コロニーをカウントした。B.インフルエンザウィルス(H3N2型)が含まれた液を光触媒フィルタに滴下して,15分間ブラックライトを照射後,抽出してウィルスを回収し,段階希釈後細胞培養(Hep2)した後,感染価を調べた。結果,結核菌およびインフルエンザウィルスに対して光触媒フィルタの除去効果が確認できた。*商品によっては,送料や据え付け費用が必要となる場合もございます。詳細はお問い合わせください。http://www.shimadzu-rika.co.jp/