ブックタイトルLABORATORY_vol2

概要

LABORATORY_vol2

487■病院空調設備の設計・管理指針（HEAS-02-2004）ドラフトチャンバー清浄度クラス名称摘要該当室（代表例）最小換気回数（回/h）外気量※1全風量室内圧（P：陽圧）（E：等圧）（N：陰圧）給気最終フィルタの効率排気ガス処理装置排風機Ⅰ高度清潔区域層流方式による高度な清浄度が要求される区域バイオクリーン手術室※2易感染患者用病室※55※32―※415PPDOP計数法99.97%実験台Ⅱ清潔区域必ずしも層流方式でなくてもよいが，Ⅰに次いで高度な清浄度が要求される区域Ⅱよりもやや清浄度を下げてもよいが，一般手術室3※315※6P未熟児室310P比色法90％以上（DOP換算約65％）戸棚・薬品庫・ワゴンクリーン・ハザード・環境試験施設／機器Ⅲ準清潔区域一般区域よりも高度な清浄度が要求される区域膀胱鏡・血管造影室手術手洗いコーナー32156PP比色法80％以上動物関連施設／機器NICU・ICU・CCU分娩室2266PP医学研究・検査施設・RI施設原則として開創状態でない患者が在室する一般的な区域一般病室新生児室2※7266EEグローブボックス人工透析室診察室2266EE廃水処理装置救急外来（処置・診察）待合室2266EEメンテナンスⅣ一般清潔区域X線撮影室内視鏡室（消化器）2266EE比色法60％以上技術資料理学療法室26E一般検査室26Eさくいん材料部26E手術部周辺区域（回復室）26E概要・ガイド調剤室製剤室2266EEクリーンルーム・クリーンベンチ有害物質を扱ったり，感染性物質が発生する室で，室外への漏出防止の※9RI管理区域諸室※9細菌検査室・病理検査室全排気26※86NNクリーンユニット汚染管理区域ため，陰圧を維持する区域※9隔離診察室※9感染症用隔離病室221212N※10N比色法60％以上パスボックス・エアシャワーⅤ内視鏡室（気管支）※9※9解剖室21212NNバイオハザード対策不快な臭気や粉塵などが発生する室患者用便所―※1110※12Nで，室外への拡散を防止するため陰使用済リネン室―※1110※12N拡散防止区域圧を維持する区域汚物処理室―※1110※12N霊安室―※11 10※12 N※1：換気回数と，一人当りの外気取り入れ量30m 3 /h程度を比較し，多い値を採用することが必要である。※2：「8.6.5バイオクリーン手術室の空調環境」を参照すること。※3：余剰麻酔ガスやレーザーメス使用時の臭気を排除するため，10回/h以上を要求される場合もある。※4：吹出し風速を垂直層流式0.35m/s，水平層流式0.45m/s程度とする。※5：造血幹細胞移植患者用病室など。※6：「8.6.4一般手術室の空調環境」を参照すること。※7：各室に便所などを配置した場合，必要排気量によって外気量が決定することもあるので注意する。※8：実際に必要な換気量は，放射性物質の種類や量，取り扱い方に対して，有効な希釈量を考慮し決定する。※9：排気には汚染物質を有効に処理可能な，排気処理装置を考慮すること。※10：空気感染防止の場合。※11：特に規定しない，各施設の状況により決定する。※12：排気量を示す。ケミカルハザード対策恒温（恒湿）室低温室パッケージエアコン＊商品によっては，送料や据え付け費用が必要となる場合もございます。詳細はお問い合わせください。http://www.shimadzu-rika.co.jp/