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概要

LABORATORY_vol2

366除振Micro Vibration Controlドラフトチャンバー排気ガス処理装置排風機実験台各種除振台を取り揃えております。用途に合わせてお選びください。除振台,除振テーブルは,さまざまな要素技術を駆使し,空気バネ,コイルスプリング,ゴムをアイソレーターとして,用途に応じた設計がなされています。戸棚・薬品庫・ワゴンクリーン・ハザード・環境試験施設/機器除振効果(dB)防振材の伝達特性動物関連施設/機器1.固有振動数40増幅領域医学研究・検査施設・RI施設グローブボックス廃水処理装置メンテナンス自由振動における系固有の振動数を固有振動数といいます。固有振動数は,その系の最も揺れやすい振動数のことでfnと表記します。固有振動数は,防振材の材質によって異なります。防振材の固有振動数品名固有振動数防振ゴムコイルスプリング空気バネ9 ?20Hz2 ?5Hz1 ?3Hz3020伝10達特性0-10-20-30増幅領域増幅領域防振ゴム除振領域金属コイルスプリング吸振体除振領域空気バネ除振領域スプリングfn選択範囲技術資料さくいん2.振動伝達率-40空気バネ防振ゴムfn選択範囲fn選択範囲2345710203040 5070周波数(Hz)概要・ガイド伝達力と加振力との比を振動伝達率(τ)といい,防振の性能を求める目安とします。中央実験台フレーム中央実験台サイド実験台フレームサイド実験台実験台用ユーティリティー装置台・昇降台・作業台除振台・天秤台流し台F1 1+4ζ2 u 2振動伝達率τ= =,u = f F0(1-u 2)2 +4ζ2 u fn2F0:加振力F1:伝達力ζ:減衰率f:加振周波数(振動源)fn:防振系の固有振動数減衰が非常に小さい場合,簡単な式になり,τ=11-u 2で与えられます。この式から,振動伝達率はf/fn=√2においてτ=1となり,u(f/fn)をこれより大きくとれば防振効果を得ることができることがわかります。つまり防振系の固有振動数fnが小さくなればなるほど,振動伝達率τは小さくなり除振性能は高くなります。そのため,一般に防振材の性能は,防振ゴム,コイルスプリング,空気バネの順に高くなります。関連オプション減衰減衰の速やかさとは,バネ系の揺れやすさをいかに止めるかということになります。この揺れを小さくとどめようという働きは,除振性能の効果を減少させる方向にも働きます。減衰は,共振,増幅の立ち上がりをやわらげるとともに,有効除振のきき具合を浅くします。つまり精密機器の除振とは,振動絶縁(振動を小さくすること)と減衰(除振したことによる台上での揺れやすさ)という相反性を含む2つの課題を解決することにあるといえます。http://www.shimadzu-rika.co.jp/*商品によっては,送料や据え付け費用が必要となる場合もございます。詳細はお問い合わせください。