ブックタイトルLABORATORY_vol1

ページ
99/704

このページは LABORATORY_vol1 の電子ブックに掲載されている99ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

LABORATORY_vol1

099ドラフトチャンバー概要・ガイドドラフトチャンバースクラバーコンパクトドラフト卓上排気フードダクトレスヒュームフード排気ダクト・吸煙装置クリーンドラフト複数のドラフトを単一のダクトで使用する場合有害物質の発生がきわめて少ない同一の作業に複数のドラフトチャンバーを使用する場合や,排ガスが混合し引火・爆発の危険性がない場合には,複数のドラフトチャンバーを単一のダクトで使用することが可能です。この場合には次の諸要件を考慮する必要があります。(1)排風機はできるだけ屋上などダクトの末端に設置する。(2)上部にダクトダンパーを挿入し,合流点でそれぞれの圧力損失が等しくなるように調節する。(3)排気された有害ガスが相互に影響する場合は,排気の系統を分ける。(4)排気されたガスが混合し,引火・爆発などの危険性のある場合には排気の系統を分ける。排ガス処理装置排風機実験台複数のドラフトチャンバーのダクト接続例ダクト設計における禁止例戸棚・薬品庫・ワゴン別置きファン1台で排気する場合排気ガス混合による危険がない場合にのみ可能。複数の搭載ファンを1本のダクトで共有排気が困難となり,逆流の恐れがあるので禁止。上下に設置されたドラフトを1本のダクトに接続ダクト内に結露水が滞留,もしくは下階へ結露水が浸入する恐れがあるので最下部にドレン管を設置する。医学研究検査施設クリーン関連設備排ガス洗浄装置(スクラバー)の設置有害物質などにより排ガス洗浄装置(スクラバー)が必要な場合,特に複数のドラフトチャンバーからのダクトをスクラバーに接続する際には,各ドラフトチャンバーから排出され混合したガスが有害物質を発生する可能性が高いので,スクラバー直前で接続します。排ガス処理装置については,P.74・75・104~115をご参照ください。RI施設グローブボックススクラバー設置例実験動物施設・設備排気ファン防振継手ダンパー廃水処理装置排気ガス混合による危険を避けて,ダクトはスクラバー直前で合流。メンテナンス技術資料さくいん*商品によっては,送料や据え付け費用が必要となる場合もございます。詳細はお問い合わせください。http://www.shimadzu-rika.co.jp/