ブックタイトルLABORATORY_vol1
- ページ
- 608/704
このページは LABORATORY_vol1 の電子ブックに掲載されている608ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは LABORATORY_vol1 の電子ブックに掲載されている608ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
LABORATORY_vol1
608ドラフトチャンバーFa c i l i t i es f or L a b or a t or y A n i ma l s一方向気流ラック方式の特長排ガス処理装置排風機実験動物施設は,一般的に全外気空調方式であるため,室内環境維持に大量のエネルギーを使用しています。陰圧型一方向気流ラックは,室内から汚染源となるラックへの一方向気流を発生させることで,より少ない空調風量で汚染源を封じ込めることが可能です。このような空調システムと一体化した動物飼育ラックを採用することで,空調エネルギーの削減(省エネ,省CO2)に寄与します。実験台オープンラック方式給気戸棚・薬品庫・ワゴン排気医学研究検査施設飼育室A飼育室B飼育室Cクリーン関連設備RI施設グローブボックス実験動物施設・設備概要・ガイドラックシステム自動給水装置ウォッシングシステム蒸気滅菌器蓄電池システムオゾン機器廃水処理装置オープンラック方式ラック内から室内に発生する臭気,アレルゲンなどに対し,換気回数を増やすことで希釈する方式。●臭気対策のため換気回数増。●換気回数増(風量増)による・外気負荷処理エネルギーの増大・搬送動力の増大・機器スペックの増大・ダクト,ダンパー類,吹き出し器具類の数量増・イニシャルコストの増大・機器設置スペースの増大●希釈方式のため,飼育従事者などに対し,臭気・アレルゲン対策が不十分。(労働安全衛生上の問題大)●感染リスクが高い(動物―動物,動物―人)。風量削減シミュレーションオープンラック方式と一方向気流ラック方式とで,空調風量をどれだけ削減できるかをシミュレーションしてみました。メンテナンス技術資料試験条件:・動物飼育室1室(室容量100m 3)とした・希釈に必要な換気風量を室容積の22回/hとした・1室に10台のラック配置と仮定した・温湿度,清浄度維持に必要な換気回数を10回/hとした・室圧維持のための余剰空気量を室容積3回分/hとしたさくいんhttp://www.shimadzu-rika.co.jp/*商品によっては,送料や据え付け費用が必要となる場合もございます。詳細はお問い合わせください。