ブックタイトルLABORATORY_vol1

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概要

LABORATORY_vol1

607ドラフトチャンバー従来型一方向気流ラックと,ケージ個別換気方式の一方向気流ラックの構造の違い排気チャンバー(背面)飼育ケージ棚棚排気口動物の体温による上昇気流遮蔽物(垂れ幕)改善清掃用点検口排気チャンバー(背面)飼育ケージ工夫点1工夫点2動物の体温による対流排ガス処理装置排風機実験台飼育ケージ飼育ケージ〈従来型一方向気流ラック〉〈一方向気流ラック(ケージ個別換気方式)システム〉■特長1ケージ個別換気方式の採用ケージ個別換気方式により,感染リスクを最小限にとどめます。ケージ内換気回数は100回/h程度としながらも,換気対象をケージに限定することで,ラック全体の小風量化が可能となり,省エネルギーに貢献します。2高度な一方向気流の形成ラックとケージの隙間に良好な一方向気流が形成され,ケージ内雰囲気の外部漏洩を防止します。その結果,飼育室内アレルゲンや病原体および,臭気の拡散を防止し,安全で衛生的な作業環境を構築します。3遮蔽物がなくケージの出し入れが容易に扉など,ラック前面の遮蔽物を廃止。ケージの操作性および清掃性が向上しました。4良好な気流による均一な温度分布ラックとケージの隙間から流入する新鮮空気は,動物体温により自然対流を発生させ,ケージ内部を効率よく換気。室内環境と比較しても,温度は2~3℃,湿度は5%以内の上昇にとどまり,良好なケージ内環境を形成します。5床敷交換の削減が可能に良好なケージ内換気により,ケージ内NH3濃度の上昇を抑制。また,効率よい換気により,床敷の乾燥状態を維持することで床敷交換頻度は,従来比1.5~2.0倍に延長可能となります。また,これにより飼育動物に対する居住環境の向上にも寄与します。6メンテナンスも容易に背面に点検扉を配置することで,汚れやすい排気チャンバー内へ容易にアクセスできます。また,表面を平滑にし,突起物を最小限とする工夫により,清掃性は大きく向上しています。工夫点1:ケージごとの個別排気を実現するため,吸込口をケージ直上部としました。工夫点2:ケージとラックの間に適正な隙間を設け,ケージごとに一方向気流を形成させました。排気口擬似動物(38℃)を使用したケージ内気流可視化実験38℃に加熱した擬似動物ケージ内アンモニア(NH3)濃度推移ppm504540マウス群飼(5匹飼い)3530256日目201510マウス単飼500 2 4 6 8 10 12 14日目戸棚・薬品庫・ワゴン医学研究検査施設クリーン関連設備RI施設グローブボックス実験動物施設・設備概要・ガイドラックシステム自動給水装置ウォッシングシステム蒸気滅菌器蓄電池システムオゾン機器廃水処理装置メンテナンス技術資料さくいん*商品によっては,送料や据え付け費用が必要となる場合もございます。詳細はお問い合わせください。http://www.shimadzu-rika.co.jp/