ブックタイトルLABORATORY_vol1
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LABORATORY_vol1
567ドラフトチャンバー消費電力の抑制に成功従来機による温調では,冷媒の熱エネルギーは室外へ排熱されていましたが,本製品は室内ユニットに設けた再熱器で冷媒の熱エネルギーを活用して温調(冷媒レヒート)します。この冷媒レヒートの採用により,従来電気ヒーターに使用していた消費電力を抑制することができます。従来(イメージ図)電気ヒーターによる温調従来機:C-30V4(室内)+C-30NC4(室外)吹き出し冷媒レヒートで温調本製品RP-NP80RE(室内)+RCR-NP80RE(室外)(イメージ図)吹き出し排ガス処理装置排風機実験台吸い込み室内ユニット圧縮機蒸発器電子膨張弁凝縮器排熱室外ユニット吸い込み室内ユニット圧縮機再熱蒸器発器電子膨張弁凝縮器排熱室外ユニット戸棚・薬品庫・ワゴン■システム施工例吹き出しBOX(現地準備品)フィルター(現地準備品)吹き出し現地ダクト接続(現地準備品)吹き出し加湿器蒸気ノズル組み込み(現地準備品)電気ヒーター組み込み(現地準備品)組み込みスペースのみ計装(制御)は現地対応リモコン屋内屋外医学研究検査施設クリーン関連設備・簡易恒温(恒湿)室・クリーンルームプレフィルター(現地準備品)吸い込み外気取り入れ口(両側面)(全風量の1割程度まで)吹き出しサーミスタ再熱器蒸発器吸い込みサーミスタドレン配管接続口冷媒配管(現地準備品)室内外渡り電気配線(現地準備品)電気ヒーター,加湿器制御盤(現地準備品)室外へ余剰分を排熱概要・ガイドクリーンルームバイオハザード対策ケミカルハザード対策環境試験室RI施設グローブボックスエマージェンシードレン配管接続口(イメージ図)室内ユニット冷媒配管(最長50m,配管実長)室外ユニット実験動物施設・設備<設計施工時のご注意>※本製品は冷媒レヒートを採用した簡易恒温(恒湿)用途向けです。吸込空気(または吹出空気)がリモコンの設定温度に対して+0~-2℃の範囲に入るように冷媒レヒート量を調整しますが,より精度の高い温調要求や湿度の管理に対しては,微調整用電気ヒーターや加湿器蒸気ノズルを組み込み,これらの制御用計装を現地で準備する必要があります。※本製品の使用温度範囲は〈室内ユニットは18~27℃DB,40~70%RH,室外ユニットは-15~43℃DB〉です。範囲外で使用すると保護装置が作動して運転できないことがあります。また,使用範囲の下限付近(標準風量30m3/min時,室内吸込湿球温度13℃以下)で連続使用すると,蒸発器に着霜して冷媒レヒートによる温調が乱れたり,一時的に温調を停止して除霜動作をすることがあります。※本製品には暖房運転モードはありません(冷媒レヒートによる温調のみでは暖房運転に対応できません)。※本製品にはエアーフィルターを付属していませんので,設置環境に合わせて選定し,必ずエアーフィルターを取りつけて使用してください。クリーンルームに使用する場合には清浄度クラス10,000までといたします。※微調整用電気ヒーターおよび加湿器の組み込みについては,別途ご相談ください。※弊社以外の設計・施工によって生じた不具合については,一切の責任を負いかねます。廃水処理装置メンテナンス技術資料さくいん*商品によっては,送料や据え付け費用が必要となる場合もございます。詳細はお問い合わせください。http://www.shimadzu-rika.co.jp/