ブックタイトルLABORATORY_vol1

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概要

LABORATORY_vol1

M362ドラフトチャンバーi c r o V i b r a t i on C on t r ol除振排ガス処理装置排風機各種除振台を取り揃えております。用途に合わせてお選びください。除振台,除振テーブルは,さまざまな要素技術を駆使し,空気バネ,コイルスプリング,ゴムをアイソレーターとして,用途に応じた設計がなされています。実験台概要・ガイド中央実験台フレーム中央実験台サイド実験台フレームサイド実験台実験台用ユーティリティーラボタワー・作業台流し台関連オプション戸棚・薬品庫・ワゴン除振効果1.固有振動数自由振動における系固有の振動数を固有振動数といいます。固有振動数は,その系の最も揺れやすい振動数のことでfnと表記します。固有振動数は,防振材の材質によって異なります。防振材の固有振動数品名固有振動数防振ゴムコイルスプリング空気バネ9~20Hz2~5Hz1~3Hz(dB)403020伝10達特性0-10-20-30防振材の伝達特性増幅領域増幅領域増幅領域防振ゴム除振領域金属コイルスプリング吸振体除振領域空気バネ除振領域スプリングfn選択範囲医学研究検査施設2.振動伝達率-40空気バネ防振ゴムfn選択範囲fn選択範囲2345710203040 5070周波数(Hz)伝達力と加振力との比を振動伝達率(τ)といい,防振の性能を求める目安とします。クリーン関連設備F±1+4ζ2 u 2振動伝達率τ= =,u = f F∞(1-u 2)2 +4ζ2 u fn2RI施設グローブボックス実験動物施設・設備F∞:加振力F±:伝達力ζ:減衰率f:加振周波数(振動源)fn:防振系の固有振動数減衰が非常に小さい場合,簡単な式になり,τ= 11-u 2で与えられます。この式から,振動伝達率はf/fn=√2においてτ=1となり,u(f/fn)をこれより大きくとれば防振効果を得ることができることがわかります。つまり防振系の固有振動数fnが小さくなればなるほど,振動伝達率τは小さくなり除振性能は高くなります。そのため,一般に防振材の性能は,防振ゴム,コイルスプリング,空気バネの順に高くなります。減衰廃水処理装置メンテナンス減衰の速やかさとは,バネ系の揺れやすさをいかに止めるかということになります。この揺れを小さくとどめようという働きは,除振性能の効果を減少させる方向にも働きます。減衰は,共振,増幅の立ち上がりをやわらげるとともに,有効除振のきき具合を浅くします。つまり精密機器の除振とは,振動絶縁(振動を小さくすること)と減衰(除振したことによる台上での揺れやすさ)という相反性を含む2つの課題を解決することにあるといえます。技術資料さくいんhttp://www.shimadzu-rika.co.jp/*商品によっては,送料や据え付け費用が必要となる場合もございます。詳細はお問い合わせください。