ブックタイトルLABORATORY_vol1

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概要

LABORATORY_vol1

136ドラフトチャンバー?e?e?e??e ????ドラフトチャンバーの排気ファン選定書排ガス処理装置排風機概要・ガイドファンファン関連製品実験台排気ファン選定書発行担当計算条件ドラフトチャンバー形式:サッシ高さ:全開・半開mm選択ください制御風速:m/s(設定ください)風量:m 3 /min(表1による)ダクト構成および圧損計算ダクト構成ダクト内風速m/s(表2による)単位当圧損Pa(表2による)数量施工図面による圧損合計(圧損×数量)Pa備考戸棚・薬品庫・ワゴンドラフト本体単管(VU管で算出)---(表1による)(表2による)エルボ(R/D=0.5)※サイズ350,400はR/D=1の大曲です(表2による)ベンチレーター---(表2による)医学研究検査施設注)ダクト内風速は10m/s以下で選定ください。総圧損クリーン関連設備選定シロッコファン形式関連付属品参照電動機φV Hz kW関連付属表参照風量[m 3 /min]静圧[Pa]RI施設グローブボックス実験動物施設・設備廃水処理装置メンテナンス技術資料さくいん圧損資料表1排気ファン(PP製)が搭載される場合はダクト接続口が200Aとなり,ドラフトの圧損は以下の通りとなります。下記の値には排気ファン吸込口エルボの圧損も含まれています。型式ダクトサイズ使用開口高(mm)CBZ-Sc12 200A 340CBZ-Sc15 200A 340CBZ-Sc18 200A 340CBZ-SL12 200A 340CBZ-SL15 200A 340CBZ-SL18 200A 340制御風速(m/s)排気圧損風量(Pa)(CMM)0.49600.511880.4121050.5141430.4151650.5182400.49600.511880.4121050.5141430.4151650.518240また,風量に対するダクト系の単位圧損と,搭載ファンの最大静圧は以下の通りになります。上記ドラフトの圧損に加算して,ファン選定の参考にしてください。ファン最大静圧ダクト末端風量90L(Pa)200Aζ=0.8(CMM)(Pa/ヶ)出力0.4kW(Pa/m)(Pa/ヶ)50Hz60Hz92101123233410213142303301131517228326123182022632413321232243221442427222320154283122031816531352173161753540214314型式ダクトサイズ使用開口高(mm)CBZ-Df12 200A 340CBZ-Df15 200A 340CBZ-Df18 200A 340CBZ-WH12 200A 360CBZ-WH15 200A 360CBZ-WH18 200A 360制御風速(m/s)排気圧損風量(Pa)(CMM)0.49600.511880.4121050.5141430.4151650.5182400.4121050.514750.4161880.5191360.4192640.523197ファン最大静圧ダクト末端風量90L(Pa)200Aζ=0.8(CMM)(Pa/ヶ)出力0.4kW(Pa/m)(Pa/ヶ)50Hz60Hz186394421131219744492073102074955200308218536019630622959661923042396472188302241070781843002511768518029426128292176288両面型ドラフト(CBZ-ScW)については,ダクトサイズは250Aで変わりませんが,搭載されるファンはCES-101Vとなり,ファンの最大静圧とモーター出力は以下の通りになります。ファンの吸込口エルボの圧損として90L一個分を,ドラフト本体の圧損に加算してください。ファン最大静圧ファン最大静圧ダクト末端風量90L50/60Hz共通ダクト末端風量90L50/60Hz共通200Aζ=0.8200Aζ=0.8(CMM)(Pa/ヶ)(Pa/m)(Pa/ヶ)出力(CMM)(Pa/ヶ)(Pa)(Pa/m)(Pa/ヶ)出力(Pa)(kW)(kW)19744494350.430161091228301.520749554300.431171161308201.521853604300.432181231398151.522959663650.433191311488001.523964723500.434201391577901.5241070787000.7535211481667801.5251176856250.7536221561767701.5261282926200.7537241651867501.5271388996150.7538251741967301.52814951076050.7539261832067201.529151011145200.7540281932177001.5計算例CBZ-Sc15にファンを搭載して,能力が足りるかどうかを確認します。制御風速は0.5m/s,地域は60Hzとします。ダクトは,200A×5m,曲がりが2カ所あるものとします。1まず,ドラフト本体の圧損を求めます。上記条件より,左上の表から排気風量は14CMMとなり,圧損は143Paとなります。この数値には,ファンの吸込口エルボの圧損も含まれています。2ダクト系の圧損は,左下の表より算出します。風量が14CMMの場合,ダクト系の圧損は,それぞれ200A直管「4Pa/m×5m」,90L「24Pa/ヶ×2個」,末端「27Pa(圧損係数ζ=0.8のとき)」となり,合計は「4×5+24×2+27=95Pa」になります。3ドラフト本体の圧損+ダクト系の圧損が,ファンの最大静圧より小さければ,ファンの能力は足りるということになります。ドラフト本体の圧損+ダクト系の圧損=143+95=238Pa左下の表より,14CMM,60Hzのときファンの最大静圧は320Paなので,ファン搭載可となります。ちなみに同じ条件でも,50Hz地域ではファン最大静圧が222Paしかないため,ファン搭載不可となります。60Hz地域でも,曲がりがあと4カ所増えると,「4×5+24×6+27=191Pa」となりドラフト本体の圧損+ダクト系の圧損=143+191=334Paで,ファン最大静圧を上回ってしまうのでこの場合もファン搭載不可になります。うまくファンを選定するには,圧損に10~20%程度の余裕を見込んでおくのがコツになります。http://www.shimadzu-rika.co.jp/*商品によっては,送料や据え付け費用が必要となる場合もございます。詳細はお問い合わせください。