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概要

EDUCATION500

昆虫や植物などを対象とし,教育用に開発されたX線発生装置。X線装置Demonstration Super-Soft X-Ray ApparatusCat.No.形名価格136-431 B-5\465,000(\502,200)●●昆虫や植物などを対象とした,超軟X線による透視を主体とした装置です。●●感光作用,電離作用及びX線センサを取り付けることによりデジタル化が可能です。●●試料室は鋼板製で,完全にシールドされ,電離放射線障害防止規則による管理区域の必要はありません。●また,●被曝防止のため暗箱の扉を開けるとX線発生回路を遮断する安全装置を取り付けています。*設置には,労働安全衛生法,または人事院規則の定めによる届け出が必要です。詳細はお問い合わせください。X線管熱電子形空冷式管電圧20/23/25kVp管球電流5mA電源AC100V 50/60Hz 300W蛍光板支持台つき扉スイッチ内蔵大きさW470×D340×H360mm(透視窓部含む)X線装置超軟X線補充部品292321X線管\150,000(\162,000)5物理力運動圧力波音島津でレントゲンを発表したのは今から119年前熱光島津理化社史によると,X線(放射線)写真の撮影に成功したのは,明治29年(1896)10月10日でした。ドイツでレントゲン博士がX線を発見した10カ月後のことです。これによると,直径1mのガラス回転板を備えたウイムシャースト起電機を使用して,真空管を天井からつるし,写真乾板を枠に入れて,桐箱に入れた銀貨を乾板上に置き,起電機を回転させてみると,数十分してうっすらとX線像が写し出されたとのことです。この画期的な成功は,当時わが国科学学会の歴史的大事件とされました。特許庁も初めは信用せず,実際に確かめて初めて事実であることを認めたほどと掲載されています。そして,翌明治30年(1897)に自社製の蓄電池を電源とした教育用X線装置を発表。初期のX線写真さらに明治40年(1907)には,わが国初の医療用X線装置を完成させるなど,島津はわが国のX線技術を常にリードしてきたのです。教育用X線装置(平成27年発行『創業140周年島津技術の発展』より)光源回折・干渉分光放電静電気磁気電源装置電流抵抗・回路スイッチタツノオトシゴヒマワリ電磁誘導電子エネルギー超伝導放射線技術的なご相談はコールセンター0120-376-673または,E-mail soudan@shimadzu-rika.co.jp()内に記載された金額は税込価格(消費税率8%)です。567