ブックタイトルEDUCATION500

概要

EDUCATION500

5物フランクヘルツの実験「原子のもつエネルギーは不連続で，とびとびの値である」ことを実験で知り，原子の構造理論が理解できるすぐれた実験器。力運動理フランクヘルツ実験器Frank-Hertz ApparatusCat.No.形名価格137-447 FH-500\198,000（\213,840）●●原子に電子を衝突させ，原子がもちうる内部エネルギーが，とびとびの不連続な値であることを確かめたフランクとヘルツの実験を行います。●原子の構造理論を理解することのできる数少ないすぐれた実験器です。●●電圧計，電流計を用いて電圧-電流特性曲線をプロットします。●ヘ●リウム（H e）封入管・アルゴン（A r）封入管が別途用意されており，比較実験が行えます。圧力波音熱補充部品192441ネオン（Ne）封入管\33,000（\35,640）オプション137-443ヘリウム（He）封入管\24,000（\25,920）137-444アルゴン（Ar）封入管\24,000（\25,920）加速電圧ヒータ電流付属管球電源大きさ関連機器DC0?80V不活性ガス（Ne・He・Ar）封入管用400?800mA連続可変ネオン（Ne）封入管AC100V 50/60HzW280×D300×H160mm107-011直流電圧計HQ-300N??P.498107-081直流電流計HQ-5N??P.498107-141マイクロアンペア計HQ-100N??P.498光光源回折・干渉分光放電静電気磁気電源装置電流抵抗・回路電磁誘導電子Ne・He・Ar封入管でのフランク-ヘルツの実験原子のもつ内部エネルギーが連続的な値をもつものではなく，不連続な固有値であることを確かめた，フランクとヘルツの実験を理解するための実習です。真空管の電子加速電圧を上げていくと，同時に増加する電流が不連続なピークを示します。これはすなわち原子にとびとびのエネルギー準位が存在することを表すもので，実習では装置本体に付属するネオン（N e）封入管の電子加速電圧を増していくことで電流の不連続なピークを発生させ，それを確認していきます。■実験に必要な機器●137-447●フランクヘルツ実験器FH-500●1●137-443●ヘリウム（He）封入管●1●137-444●アルゴン（Ar）封入管●1●107-011●直流電圧計HQ-300N（P.498）●1●107-081●直流電流計HQ-5N（P.498）●1●107-141●マイクロアンペア計HQ-100N（P.498）●1●??●ストレージオシロスコープ各種（P.320?）●1241-550●デジタルマルチメータCDM-6000（P.313）●1■実験の方法フランク-ヘルツ管の電圧・電流特性装置本体に付属するネオン（Ne）封入管の電子加速電圧を増していくと，同時に増加する電流が不連続なピークを示します。この現象はNe原子と電子の非弾性衝突によるもので，電子のもつ運動エネルギーがNe原子に与えられ，原子の内部エネルギーが励起されていることを示しています。電子加速電圧が励起する値は不連続となり，ヘリウム（He）・アルゴン（Ar）の封入管を使用してその値が原子固有であることが実験できます。原子の共鳴ポテンシャルを示すこの実験はボーアの量子論を立証し，原子の構造理論を理解できる数少ない実験の一つです。100(μA)Current806040フランク-ヘルツの実験1914年，J.●FrankとG.●Hertzが原子構造に関するボーア（Niels●Bohr）の量子論を立証した実験で，原子に電子を衝突させて非弾性衝突の起こることから，原子がもつことのできるエネルギーは不連続でとびとびの値であることを確かめたものです。実験を行う際には，以下の内容に注意することで，より正確な値を得ることができます。＊●実験中に加速電圧を急激に増加させたり，ヒータ電流を高くしすぎたりすると管球内で放電が起き，管球を破損することがあります。電圧はゆっくり慎重に増加させてください。エネルギー20超伝導放射線0020 40 60 80 100Voltage(V)Ne管の電圧・電流測定曲線（本図は，実測の一例を示すものです。）（当社調べ）554製品の改良のため，予告なく仕様や外観を変更する場合もありますので，ご了承ください。商品によっては送料や据付費用が必要となる場合もございます。（）内に記載された金額は税込価格（消費税率8％）です。