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EDUCATION500
周波数変調実習FMラジオで使用される,周波数変調,復調特性などの実習に使います。5物理力運動周波数変調・復調実習装置Frequency Modulation and Demodulation Training ApparatusCat.No.形名価格100-330 FMH-105\440,000(\475,200)●●信号波として装置内部に発振器を搭載しているほか,外部から音声信号などを入力できます。●●復調回路による復調の原理と特性がよくわかります。●●内蔵の側波帯観測ユニットを使用して,被変調波の側波の様子や側波帯の広がりを観察できます。周波数変調・復調実習対象:大学向け周波数変調部搬送波信号電圧制御発振(VCO)約80kHz約3Vp-p低周波信号内部発振正弦波約100Hz?5kHz外部信号入力端子マイク入力端子つき変調方式周波数変調復調部復調方式トラビス復調低周波信号ゲイン調節可能スピーカつき側波帯観測ユニット部入力被変調波信号(周波数帯域約70?90kHz用)出力オシロスコープX軸,Y軸用チェックピン端子電源AC100V 50/60Hz約60VA大きさW540×D405×H150mm(突起部含まず)付属品被変調波出力用ケーブル2本圧力波音熱光光源回折・干渉分光情報である信号を,伝送または保存に適するように搬送波にのせることを変調といい,搬送波に正弦波交流を使う場合を連続波変調といいます。連続波変調にはさらに,振幅変調(AM),角度変調(FM,PM)があります。この実習では,FMラジオや通信などで使用されている周波数変調(FM)とその復調について実習します。そして,波形観測を行いながら変調度や信号波の周波数の違いによる復調後の再現性を確認し理解します。また,搬送波と側波の様子も内蔵の簡易形「側波帯観測ユニット」により観察でき,側波帯の様子を容易に理解できます。■実験の方法側波帯観測の実習振幅変調における被変調波の側波の存在を確認し,側波帯の意味を理解します。今,例えば被変調波の偏移周波数を10kHz,信号波の周波数を2kHzとすると,このときの変調指数δは△fc 10[kHz]変調指数δ===5fs 2[kHz]となり,図1のような側波成分をもつようになり,ある周波数以上では急に成分が減少します。になり,分離して観察が明確にならない場合があります。振幅下側波搬送波上側波fc-fsfcfc+fs図2周波数放電静電気磁気電源装置電流抵抗・回路■実験項目1側波帯観測の実習2周波数変調回路の基本3●トラビス復調および搬送波の違いと変調度4変調度と音声の歪み■実験に必要な機器●100-330●周波数変調・復調実習装置FMH-105●1●241-550●デジタルマルチメータCDM-6000(P.313)●1●??●オシロスコープ各種(P.318?)●1●108-750●周波数カウンターGFC-8131H(P.291)●1●??●マイクロホン●110kHz2kHz図1被変調波と側波帯この実験器での側波帯観測ユニットは簡易型のため,鋭い針状のスペクトルの観察はできません。これは周波数をスキャンして得られるバンドパスフィルタの帯域幅をもったスカート特性によるもので,信号波の周波数があまり低いと,図2の周波数成分の間隔がつまり,となりの成分と重なりあうこと信号周波数500Hz信号電圧1.5Vp-pの同期信号波(当社調べ)電磁誘導電子エネルギー超伝導放射線技術的なご相談はコールセンター0120-376-673または,E-mail soudan@shimadzu-rika.co.jp()内に記載された金額は税込価格(消費税率8%)です。531