ブックタイトルEDUCATION500
- ページ
- 463/972
このページは EDUCATION500 の電子ブックに掲載されている463ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは EDUCATION500 の電子ブックに掲載されている463ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
EDUCATION500
ニュートンリングの直径を測定して求めることができます。ニュートンリング実験5物ニュートンリング測定器Newton’s Ring Measuring ApparatusCat.No.形名価格100-510 NR-50\200,000(\216,000)●凸レンズの曲率半径を求めることができます。●構造が堅牢・シンプルで学生実験に適しています。ニュートンリング板大きさφ50mm平凸レンズ:曲率半径約2000mm平面ガラス板ハーフミラーφ60mm反射率60%透過率40%測微顕微鏡1顕微鏡:総合倍率約8×視野径約10mm十字線指標つき2測微計:移動測定範囲25mm読取り精度1/100mmスタンド全高363mm支柱径19mm関連機器128-390線スペクトル光源装置SB-BS??P.456128-200大型ナトリウム光源装置NLA-10??P.456128-740とつレンズA??P.444レンズ曲率の測定理力運動圧力波音熱曲率半径のきわめて大きいレンズの凸面とガラス平面を接触させると,接触点を中心に同心円のしま模様が現れます。これはニュートン環(Newton Ring)と呼ばれ,白色光で見るときは美しく色づき,単色光では鮮明な環が見られます。これはレンズの凸面とガラス平面との間にできた空気の薄層の内外両面で反射した光線の干渉によるものです。ガラスの他の面からの反射光も干渉して縞模様を作りますが,この空気の薄膜の上下の面で反射する光による干渉縞がもっとも強く,よく観察でき,他の干渉縞は注意して観察しないと見えません。本装置は,ナトリウムランプの単色光を使用し,平面ガラスと平凸レンズによって生じたニュートンリングの直径を顕微鏡つき測微計で測り,凸面の曲率半径を求める実験を行うものです。COR:レンズの凸面の曲率半径C:曲率中心O:ガラス平面との接触点d:接点Oからrの距離の点Aにおける空気層の厚さRrBAd■実験に必要な機器100-510ニュートンリング測定器NR-50 1128-390線スペクトル光源装置SB-BS(P.456)1(ナトリウムランプ)128-740とつレンズA(P.444)1■実験の方法平面ガラスの上に凸面を下にして平凸レンズをのせ,上から単色光をガラス平面に垂直に,レンズを通して投射します。A点とB点で反射する2つの光の間には2dの光路差が生じるため,上から見ると接触点は黒い斑点となりますが,これを中心に多くの明暗の同心環が認められます。ただ干渉縞の明暗を考えるには,光路差のほかに反射の際に位相の変化も考慮する必要があり,B点での反射はA点での反射に対し,相対的にπ/2だけの位相差,すなわちλ/2光路差に相当する変化を受けることから,mを整数とする次式によって,明暗環を求めます。2d=r 2 /R=(2m-1)λ/2すなわちr 2=(2m-1)λ/2・R(明)―A2d=r 2 /R=(2m)λ/2すなわちr 2=mλR(暗)―Bこうして得られる干渉縞からレンズの曲率半径を求めるには,干渉縞の半径は,測微顕微鏡の指標とそれに連動したマイクロメーターの読みで測定します。干渉縞の半径rの測定値から,曲率半径Rを求めるには,2枚のガラスの接点Oの位置を正確に定めることが難しいため,中央からP番目の縞の直径DpとP+n番目の直径Dp+nを測定します。これらの間には,A,Bの式から,明環でも暗環でもD 2 p+nーD 2 p=4nλRという関係式が求まるので,これを用いてRを計算します。NR-50 Moticam接続システム(写真はMoticam1000を接続した例)p+10 p p p+10DpDp+10光光源回折・干渉分光放電静電気磁気電源装置電流抵抗・回路電磁誘導電子エネルギー超伝導放射線技術的なご相談はコールセンター0120-376-673または,E-mail soudan@shimadzu-rika.co.jp()内に記載された金額は税込価格(消費税率8%)です。461