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スターリングエンジンの仕組みや動作状況が見えるようにピストンとシリンダはガラス製です。スターリングエンジン模型Stirling Engine ModelCat.No.形名価格127-495 HE-3\40,000(\43,200)●ピストン,シリンダがガラス製なので内部の動作状態が容易に観察できます。●シリンダ内の空気を暖めたり冷やしたりすることによって,数分間運転することができます。エンジン模型埼玉県立春日部工業高校土田三郎先生ご指導5物理形式作動流体加熱・冷却最高回転数行程容積フライホイル大きさ・重さ付属品2ピストン形空気加熱方法:アルコールランプ冷却方法:自然空冷約600rpm約0.8mLφ50mmW70×D210×H55mm約330gアルコールランプ気体の膨張と収縮力運動圧力波音シャルルの法則スターリングエンジンの動力を生み出しているのは,熱による気体(空気)の膨張と収縮の現象です。圧力一定という条件のもとで,気体の体積は絶対温度(セ氏温度+273)に比例して変化するという性質をもっています。これをシャルルの法則といいます。20℃(絶対温度293K(ケルビン)の気体は300℃573(573K)に熱せられると293≒2と,約2倍の体積になり,再び20℃に冷えるともとの体積にもどるわけです。熱気球の揚力同じく,気体の膨張を利用するものに熱気球があります。大きな気球の中にバーナで熱した空気をためて昇る熱気球の揚力(上昇力)を計算してみましょう。熱気球を直径20m(半径10m)の球だとすると,容積は,4×3.14×10 33≒4187(m 3)です。熱気球の揚力は,温度が低く比重の重い外気に対して,温められて比重の軽くなった気球内の空気が生み出す浮力によるものです。外気を20℃(293K),気球内の空気を60℃(333K)とすれば,気球内の空気の体積333293は,293(倍)比重は333(倍),約88%となり,12%の重さぶんの浮力が生じることになります。ところで20℃1気圧,1m 3の空気の重さは約1.2kgあります。するとこの熱気球に生ずる浮力は,1.2×0.12×4187≒603(kg)となります。なるほど,これならガスボンベやバーナなど,重そうな装備をつけた熱気球でも,楽々と空にあがることができるわけです。熱光光源回折・干渉分光放電静電気紀元150年ごろに発明された蒸気機関を復元したヘロンの蒸気タービンの模型です。磁気電源装置電流ヘロンの蒸気タービン模型Heron’s Steam Turbine ModeCat.No.価格127-590\25,200(\27,216)●下部の圧力容器を熱し,発生した蒸気を回転球の2本の曲管先端から噴出させ,球を回転させます。●伝えられる資料に基づいてその形状を復元しています。●圧力容器は安全弁つきで,万一圧力が限界以上になっても安全です。ボイラ内給水量50mL(ボイラ:真ちゅう製)燃料液体,または固型アルコール約15mL所要時間始動までの時間:約3分燃焼時間:約10分回転しているときの圧力約0.2~0.5×10 5 Pa安全弁作動圧力約1×10 5 Pa大きさW170×D180×H210mm*噴出する蒸気に注意してください。技術的なご相談はコールセンター0120-376-673または,E-mail soudan@shimadzu-rika.co.jp()内に記載された金額は税込価格(消費税率8%)です。蒸気タービンの歴史蒸気タービンはギリシア時代にヘロンが発明した反動式に始まり,その後,1629年イタリアのブランカにより羽根車に蒸気を吹きつけ回転させる衝動タービンが考案されます。1883年スウェーデンのC.G.ラバルによる衝動タービン,翌1884年には,イギリスのC.A.パーソンズにより反動タービンが製作され,その後,多くの人々の発明,改良により現在の大出力の原動機に発展しています。抵抗・回路電磁誘導電子エネルギー超伝導放射線433