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概要

EDUCATION500

固体の比熱を正確に測定できるレニョー熱量計。比熱実験5物レニョー熱量計Regnault’s CalorimeterCat.No.形名価格127-296 WK-150T\210,000(\226,800)●●本装置は,加熱槽,温度コントローラ,熱量計からなり,大学などでの基礎実験に最適です。●●加熱部に妨熱用シャッターを設けて外部へ放熱しにくい構造にしています。●●熱量計は外界からの熱の出入りが極力小さくなるよう,断熱材を配置しています。●●試料の加熱にはPID制御の電気ヒータを採用しているため,加熱温度の設定が簡単で,温度調節も行うことができます。加熱部内容電気加熱・加熱部支持台つきヒータ150W PID制御LED4桁表示(サーモスタット付き)温度センサ(K熱電対)φ4.8mmL=100mm加熱槽内径φ38mm長さ150mm試料投入口φ30mm電源AC100V 50/60Hz 3A理力運動圧力波音熱熱量計内容木箱寸法銅製保温槽つき木製箱入りW200×D200×H200mm光補充部品191264撹拌器\8,800(\9,504)191265銅槽小\10,000(\10,800)191266AL温度計(L形)50℃0.2℃目盛\6,300(\6,804)関連機器127-271比熱測定用体SHS-3??P.422103-411電子天びんELB-600SR??P.266光源回折・干渉分光放電銅試料の比熱を求める。静電気レニョー熱量計1●測定試料の質量m 1を測ります。●m 1=98.3(g)2●測定試料を糸で吊り温度センサの先端部に接触する高さになるよう,加熱槽内に吊り下げます。3●電源スイッチをONにして,∧,∨で加熱温度の目標値を100℃に設定し加熱を開始します。t 2=100℃4●保温槽に水を満し,熱量計箱の中に設置します。5●熱量計の質量M 1と撹拌器の質量M 2(ツマミを外し)を測ります。M 1=50.4(g)M 2=11.8(g)次に熱量計に水を8割り程度入れて重さを測り,M 1との差から水の質量m 2を求めます。m 2=158.4g?50.4g=108(g)6●熱量計に水を入れたままの状態で吊り輪を用い熱量計を保温槽中に吊り下げ,ふたを通して温度計および撹拌器を入れます。7●加熱槽で加熱中の試料が目標値(100℃)になるまで待ち,さらに10分ほど待ち,試料の温度が安定したことを確認します。8●熱量計の水をよく撹拌しながら温度計の示度を,できるだけ詳しく読み取り,これをt 1とします。t 1=25.9℃9●t 1を記録後,ただちに熱量計のゴム栓を外し,加熱槽を熱量計の真上に移動させ,底のふたを開いて試料を水中に入れてその時刻を記録します。10●加熱槽を元の熱量計箱から遠い位置に戻し,撹拌を続けながら温度計の示度を20秒ごとに記録し,最高温度に達したと認められたらこれをθとします。θ=31.4℃11●測定完了後,試料を取り出し,熱量計の水を捨てておきます。12●温度コントローラの電源スイッチをOFFにして,加熱を中止します。電源コードをコンセントから外します。加熱槽は自然冷却させます。13●水当量ω1,ω2,ω3を計算します。ω1:●熱量計の水当量(ω1=50.4×0.092=4.64g)ω2:●撹拌器の水当量(ω2=11.8×0.092=1.08g)ω3:●温度計の水当量(ω3=0.45ν=0.45×0.847=0.38g)14試料の比熱を計算します。試料の比熱:●●(m 2+ω1+ω2+ω3)(θ? 1)t●C●=●●●●●m(t 1 2 ?θ)●●(108+4.64+1.08+0.38)(31.4?25.9)●●=●●●98.3(100?31.4)●●●=0.093●Cal/gK磁気電源装置電流抵抗・回路電磁誘導電子エネルギー超伝導放射線技術的なご相談はコールセンター0120-376-673または,E-mail soudan@shimadzu-rika.co.jp()内に記載された金額は税込価格(消費税率8%)です。425