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概要

EDUCATION500

5物水熱量計金属の比熱を計るためのシンプルな装置です。力運動圧力波音熱光光源理水熱量計Joule’s CalorimeterCat.No.形名価格127-250 WK-100\22,000(\23,760)●●水を入れた内槽中に,熱した比熱測定用体SHS-3(下記,別売)を投入し,混合後の温度上昇を測定します。●●外箱のふたは透明なプラスチック製で内部の状態が透視できます。●●銅製容器は断面をダルマ形にし,温度計と試料の位置を分離しています。●●銅製容器を取り外して断熱容器のみで比熱を測定することもできるので,熱量計の熱容量が省略できます。銅製容器200mL質量約84g断熱容器つき温度計防滴型ペン温度計測定範囲:?10?+220℃最小表示:0.1℃撹拌器銅製質量約13g大きさφ115×高さ140mm補充部品191241外槽\2,800(\3,024)191242断熱槽3個組\3,500(\3,780)191243外箱ふた2個組\4,200(\4,536)191244試料口ふた2個組\3,500(\3,780)191245銅製容器2個組\10,000(\10,800)191246撹拌器2本組\6,800(\7,344)192252デジタル温度計\9,000(\9,720)関連機器103-020上皿てんびんTB-200 ??P.260??電子天びん各種??P.266?回折・干渉分光放電静電気磁気関連製品比熱測定用体(水熱量計用)Cat.No.形名価格127-271 SHS-3\8,000(\8,640)内容鉄,アルミニウム,銅の3種組プラスチックケース入り質量100g(鉄,銅)50g(アルミニウム)付属品糸電源装置水熱量計電流抵抗・回路電磁誘導電子エネルギー超伝導放射線■原理測ろうとする物質の比熱をS,同じく物質の質量をm,この物質の温度をt℃とします。また熱量計の水当量WはW=M×0.092(銅円筒および撹拌器の金属部の質量M×銅の比熱0.092)熱量計の中に入れた水の質量m',熱量計中の水に入れた水の温度t'℃とします。比熱を測ろうとする物質を熱量計中に入れ,混合したときに達した温度をT℃とします。以上の値を測定すると,比熱Sは次式によって求められます。m・S(t ?T)=(m'+W)(T ?t')●●(m'+W)(T ?t')∴S=●●●……1●m(t ?T)■実験測定法1.●まず,測定試料(当社製品の比熱測定用体,Cat.No.●127-271)の質量m〔g〕を測ります。2.●それをビーカーなどで湯浴し,100℃程度まで上昇させてその湯の温度,すなわち試料の温度t℃を別に用意した100℃温度計で測ります。3.●銅製容器および撹拌器(銅製)のツマミを取り外して合計の質量Mを天びんで測り,水当量W=0.092×Mを算出します。4.●次に銅製容器にm'〔g〕の水を入れます。あらかじめ予備実験を行って水の適量を定め,その質量m'〔g〕と,温度t℃を測ります。5.●あらかじめ温度計の高さを加減して,適当な位置になるよう調節しておきます。6.●2.●の湯浴で得た試料を取り出し,静かにこれを銅製容器に入れ,撹拌器でよく撹拌します。この操作は熱の放出を防ぐために短時間で行う必要があります。7.●静かに撹拌すると温度上昇が始まり,20秒おきに温度を記録します。やがて(3?4分後)30秒たっても温度変化が起こらず,逆に温度下降を始めます。このときの最高点の温度T℃を測定します。8.●以上の測定でm,t,W,m',t',Tのそれぞれの値が得られ,混合法の原理から求める比熱Sを1式から算出することができます。422製品の改良のため,予告なく仕様や外観を変更する場合もありますので,ご了承ください。商品によっては送料や据付費用が必要となる場合もございます。()内に記載された金額は税込価格(消費税率8%)です。