ブックタイトルEDUCATION500
- ページ
- 412/972
このページは EDUCATION500 の電子ブックに掲載されている412ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは EDUCATION500 の電子ブックに掲載されている412ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
EDUCATION500
5物電波実験省スペースで電磁波の反射や屈折に関する実験ができるキットです。理力運動圧力波音熱光光源回折・干渉分光放電静電気磁気電源装置電流抵抗・回路電磁誘導電子対象:●高校物理波の干渉と回折,電磁波電磁波は水波などのほかθの波と同じように複スリットによる干渉が起こります。この実験装置では,複スリットを通過した後の電磁波図1複スリットによる干渉の強度を,入射方向(スリット面に垂直)に対する角度θ(図1)を変えて測定することができます。また電磁波の強度は集束アンテナ(電磁ホーン)で集めて検出器で直流電流として出力されたものを増幅して電流計に表示しています。この場合,スリットから回折した電磁波は,無限遠方で重ね合わされると考えてよいので,回折波の強度の角度依存性を測定すればよいことになります。したがって,複スリットから回折されてd●sinθ=nλを満たすθの方向に進む電磁波が強めあうことになります。ここで,nは整数,λは電磁波の波長です。実験手順複スリットによる干渉1●図2のように構成品を配置します。複スリットを作るためにスリット用アーム,反射板2枚,スリットスペーサー(小)を使います(スリット幅は,1.5cmぐらいがよいでしょう)。スリットを正確に一直線に並べ,できるだけ対称形となるようにします。2●送信器と受信器を一直線上になるように配置します。このときこの直線と複スリットは直角になります。このときの受信器の表示値がフルスケールになるように増幅器を調節します。3●受信器が配置されたゴニオメータの可動アームをゆっくりと回転させて,メータの値を観察します。5度程度ずつ回転させながら電流を測っていきますが,極小値あるいは極大値の近くは細かく測定し,極大値と極小値の電流値とその角度を記録します。4●それらの角度を理論式(d●sinθ=nλ)へ当てはめて結果を確認してみましょう。5●スリット間隔を変えるために大きなスペーサーに変えて同様に実験をしてみましょう。スリットの幅はそのまま1.5cmにします。d電波実験器Microwave DemonstratorCat.No.形名価格100-550 WA-9314SC\410,000(\442,800)●ガンダイオード●式送信器から出力される指向性のよいコヒーレントなマイクロ波を用いることにより,波の基本的な性質を明瞭に示すことができます。●●波長2.85cmの電波を使用しているので,実験台程度のスペースで定量的な実験を行うことができます。●ブラッグ●反射実験用結晶モデル,反射・しゃへい用のアルミ板,格子,プリズムなどの各種アクセサリが付属しており,多彩な実験を行うことができます。送信器仕様出力波電源受信器仕様電源ガンダイオード使用マウンティングスタンド(電磁ホーンつき360°回転可能)振動数:約10.5GHz出力:10mWDC9V500mA ACアダプタ増幅器およびメータ内蔵モニタ出力つき感度調節機能つきマウンティングスタンド(電磁ホーンつき360°回転可能)ACアダプタ付属品角度測定器固定アーム回転台ホルダ反射板偏光板スリット台プリズムブラッグ反射実験用結晶モデル(ブルースター角実験用)ポリエチレン板ACアダプタ■主な実験項目1反射の実験2定常波の実験3プリズムによる屈折4偏光5複スリットによる干渉6マイケルソン干渉計7ファイバー光学実験8ブラッグ反射の実験エネルギー超伝導放射線図2構成品の組立て特定小電力無線局移動体検知センサー技適認証取得済み本機器の使用に係る注意事項本機器は“特定小電力無線局移動体検知センサー用無線設備”です。本機器の使用周波数帯(10.5GHzを超え10.55GHz以下の周波数)では,免許を受けて屋外で利用されている無線局があります。これらとの干渉が懸念されるため,本機器の使用は,実験室など屋内に限定とされています。万一屋外で使用すると,電波法令に抵触し処罰の対象となりますので,十分注意してください。410製品の改良のため,予告なく仕様や外観を変更する場合もありますので,ご了承ください。商品によっては送料や据付費用が必要となる場合もございます。()内に記載された金額は税込価格(消費税率8%)です。