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5物弦定常波実験水平と垂直の弦で,振動に関するいろいろな実験ができます。重点高熊本県立済々黌高等学校物理部岩田宗麿様ご考案弦定常波実験装置String Vibrator力運動圧力波音熱光光源理Cat.No.形名価格123-450 MVI-300\155,000(\167,400)●●水平方向および鉛直方向に張った弦の一端を上下または前後に同時に振動させて弦に波を駆動させることができます。●●弦の張力は,おもりを付加することにより簡単に変えることができます。●●定常波の波長は,目盛つき黒板により簡単に測定することができます。●●振動数や弦の張力を変えて実験を行うことにより,波の基本関係式を確認することができます。●●2本の弦の張力を等しくして同時に前後に振動させると,できる定常波の数が常に一致することから,弦の振動は方向によらないことが確認できます。●●2本の弦の張力を等しくして同時に上下に振動させると,できる定常波の数が一致せず,2本の弦の振動が等価とはならないことがわかります。振動数0?60Hz(モータ駆動方式)振動部弦の長さ850mm(水平側,垂直側とも)目盛板600mm振動源モータDC12V 6Aメータ0?60Hz(アナログ)電源AC100V 300W大きさW820×D220×H225mm(主柱取付時H920mm)重さ約7.5kg磁石つきおもり10g:6個付属品磁石つき弦用おもり10g:2個波源器取付用フック:1個潤滑油:1個回折・干渉分光振動の加え方による相違二方向の波を同時に比較観察鉛直弦が2倍振動する様子放電静電気磁気電源装置電流抵抗・回路電磁誘導電子エネルギー超伝導放射線弦が張ってある方向に振動を加えたときと,それに垂直に加えたときでは弦に伝わる振動数が異なります。すなわち前者は後者の半分の振動数となります。その様子を定常波で観察し,その理由を考えます。(操作1)水平弦,鉛直弦のおもりを1個にして同時に振動させます。このとき水平弦は弦の方向に垂直に振動が加えられますが,鉛直弦は弦の方向に平行に振動が加えられます。すなわち,鉛直弦は引っ張られたり緩めたりという振動が働くことになります。この振動の異なる二方向の波を同時に比較観察します。(操作2)徐々に振動数を上げていき,水平弦に2倍振動の定常波が生じたとき右図のように鉛直弦には安定した基本振動が生じていることが観察できます。また水平弦に4倍振動が生じたとき,鉛直弦は2倍振動になっていることがわかります。すなわち同じ振動数を加えられても鉛直弦は半分の振動数で振動することになります。(操作3)次に波源器を固定していた押さえ止めネジを緩め,波源器を90°回転した位置(振動は前後方向)で固定します。水平弦,鉛直弦ともに弦に垂直な振動を加えられることになります。この場合は水平弦,鉛直弦もまったく同じ定常波になることがわかります。図のように弦の方向に垂直に振動を与えると,弦は同一の振動数で振動します。弦の方向に振動を与える場合は振動源のー振動に対して半分の振動しかできません。1.2.3.4.振動の方向水平方向の弦の動き図鉛直方向の弦の動き406製品の改良のため,予告なく仕様や外観を変更する場合もありますので,ご了承ください。商品によっては送料や据付費用が必要となる場合もございます。()内に記載された金額は税込価格(消費税率8%)です。