ブックタイトルEDUCATION500

概要

EDUCATION500

5物ヤング率測定試料の伸びと応力から，物質のヤング率を算出できます。力理伸びによるヤング率測定器（ザール装置）Young’s Modulus Apparatus, Searle’s PatternCat.No.形名価格122-420 NY-2000\120,000（\129,600）●●同じ材質の2本の試料線を用い，一方を試料，他方を補助に使用するため，観測中の温度変化を無視して実験できます。●マイクロスクリューで●水準器を微動させ試料線の伸びを1/100mm単位で読み取れます。運動圧力波音熱光マイクロスクリュー測定範囲15mm 1/100mm目盛おもり1kg 4個,おもり受け:1kg 2個試料線鋼線：長さ約2.1m（実験時は2mに調整して使用）太さ0.7/0.5mm各1本黄銅線：長さ約2.1m（実験時は2mに調整して使用）太さ1.0/0.5mm各1本ブラケットチャック2個取付木ネジつきフレーム水準器チャック2個つき＊設置について：ブラケットは壁にしっかりと固定します。おもり下端ができるだけ机面に近くなるように設置すると安全です。補充部品190921吊り線黄銅線・鋼線各2種4本\2,300（\2,484）190920水準器（新タイプ）\14,000（\15,120）190923ブラケット\21,000（\22,680）190924マイクロスクリューつきフレーム\66,400（\71,712）190925チャック上下組\13,000（\14,040）190926おもり1kg\4,800（\5,184）190927おもり受け\10,200（\11,016）光源関連機器201-325マイクロメータ??P.258回折・干渉分光伸びによるヤング率測定器NY-2000使用法放電静電気磁気電源装置電流抵抗・回路電磁誘導電子エネルギー超伝導放射線1．●一般に，ヤング率Eはつぎの式にて算出されます。すなわち長さlcm断面積Scm 2の一様な試料線にMgのおもりをかけたときの試料線の伸びが⊿lcmとすると，弾性の極限内において応力と伸びの比すなわちヤング率Eは物質による定数でありE＝───M・g÷──⊿l＝────M・g・l（dyn/cm 2）S l S・⊿l●となります。本器では⊿lを精密に測定します。2．●まず，付属する太い黄銅線の一端をチャック1に，他端を2に固定して試料とします。同じ材質の細い試料線を補助としてチャック3と4に固定します。3．●次に，フレーム5の下端の環67に分銅つり具を吊るして，試料線を小曲りなく引き延ばし鉛直にします。そしてザール装置の水準器8が正確に水平になるようにマイクロメータ9のツマミを回して調節します。このときのマイクロメータのスケールの目盛を1/100mmまで読み取って記録し，これをZ 0とします。4．●次に試料側の分銅つり具に分銅1個（1kg）加えると，試料線は伸びて水準器の水平がくずれます。再びマイクロメータを回して水準器を水平にし，スケールとダイヤルを前と同じく1/100mmまで読み取り記録しこれをZ 1とします。以●下同様に分銅を1個ずつ（1kg）増加して，そのたびごとに読み取り，これをZ 2・Z 3・Z 4とします。分銅に対するマイクロメータの読みをグラフに描けば，右図のようにほぼ直線となります。（当社調べ）5．●さらに，Z 4の位置から分銅1個ずつ（1kg）減少して，そのときの読みを前回どおり読み取りZ 4’・Z 3’・Z 2’・Z 1’・Z 0’とします。6．●Z 0●Z 0’の平均をL 0，Z 1●Z 1’の平均をL 1とし，以下同様に両測定値の平均L 2，L 3，L 4を求めL 2●?●L 0＝⊿l●1L 3●?●L 1＝⊿l●2L 4●?●L 2＝⊿l●3●など2kgごとの伸びの平均値から1kgあたりの伸びの平均値⊿lを求めます。7．●次に分銅つり具だけを残しておいて，試料線の全長lをmmの程度まで直尺または金属製巻尺で測定します。さらに，試料線の直径を数カ所においてネジマイクロメータで1/100mmまで測定して平均値をだします。8．●以上の全測定値からヤング率Eを算出します。E＝────M・g・l（N/mm 2）S・⊿lマイクロメータの読み3411.5011.0010.5010.001 2 3 4おもりkg1試料針金補助針金258967348製品の改良のため，予告なく仕様や外観を変更する場合もありますので，ご了承ください。商品によっては送料や据付費用が必要となる場合もございます。（）内に記載された金額は税込価格（消費税率8％）です。