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EDUCATION500
抵抗の温度変化の測定~簡易コイルを使って簡単に~※測定には,インターフェースやソフトウェア等が別途必要です。3I簡易コイルは直径0.2mmの銅線を600回巻いてあり,その延長は80mにもなります。したがってコイル全体の抵抗の温度依存性ははっきりしていて測定しやすくなります。ただし,湯の自然冷却など比較的時間がかかる温度変化に対応させる必要があります。インターフェイス550を使った例を示します。550のファンクションジェネレータ機能を使い,コイルの発熱を避けるために出力を直流1.0Vとして,簡易コイルと抵抗(R=10Ω)を直列に接続して湯の中に入れます。抵抗両端の電圧Viと簡易コイルの両端電圧Vr,ワイヤレス温度センサからの信号をコンピュータに取り込み,湯の冷却に伴うそれらの変化をキャップストーンの画面上で処理します。CTICT機器の導入右は縦軸を簡易コイルの抵抗(10Vr/Vi),横軸を温度としたグラフです。グラフの傾きが,簡易コイル全体の対抗の温度係数となります。左のグラフは湯の冷却曲線です。新製品(ワイヤレスセンサ)インターフェース&ソフトウェアセンサ&アクセサリ実験例測定上の注意500mlのビーカーに簡易コイルが十分浸る程度に湯を入れ,湯をかきまぜないで静かに放置する方が良い結果が得られます。温度は簡易コイルの被覆樹脂の関係で, 70℃以上に上げないことが必要です。70℃から40℃までの測定で十分目的は達成されます。ICT設備機器使用機器1135-570簡易コイル(2個1組)\3,000(\3,240)2100-712電圧センサUI-5100\6,000(\6,480)3101-341ワイヤレス温度センサPS-3201\13,800(\14,904)4100-711550インターフェースUI-5001\98,000(\105,840)ハガネの固有振動の測定-ひずみゲージ使用-850インターフェイスのファンクションジェネレーター機能を使用し,ハガネを共振させます。簡易コイルに850インターフェイスから正弦波を入力し,その作る磁場でネオジム磁石を付けたハガネを振動させます。下図グラフの振幅が最大になった時(下図では3.78Hz)がハガネの固有振動数<共振振動数>になっていることが分かります。上段のグラフは,ハガネに取り付けたひずみゲージからの出力で,下段のグラフは850Ⅰ/ Fから出力された電流の変化です。使用機器1.5V技術的なご相談はコールセンター0120-376-673または,E-mail soudan@shimadzu-rika.co.jp()内に記載された金額は税込価格(消費税率8%)です。ひずみゲージ→850インターフェイスのアナログ電圧センサに入力ひずみゲージ1135-570簡易コイル(2個1組)\3,000(\3,240)2100-712電圧センサUI-5100\6,000(\6,480)3134-920乾電池ホルダ(乾電池別途)\5,000(\5,400)4157-920ネオジム希土類磁石\7,900(\8,532)その他セメント抵抗(10Ω),ひずみゲージ(参考:共和電業製),ハガネ251